校長メッセージ

共学化から学力強化の「第二の教育改革」へ  共学化から学力強化の
「第二の教育改革」へ 

本学院は、1877(明治10)年にフランスのショファイユから、「幼きイエズス修道会」の4名のシスターが、宣教のために51日間の船旅を経て来日したことに始まります。当時、日本では孤児や捨子が多かったことから孤児養育に取り組み、さらに女子教育の必要性を感受され、1884年に大阪の外国人居留地に最初のフランス系ミッションスクールとして「信愛女学校」を開校。その後、「大阪信愛高等女学校」などを経て、これまで139年の歴史の中で、脈々と培ってきた信愛の不易とも言える「心を育てる教育」を守り、新時代に向けたカトリック精神に基づく「一人ひとりを大切にする信愛の教育」を実践します。

「教育理念」には、「一人ひとりが、神から与えられている能力を十分に開発し、人々を愛し、人に仕えながら、自己教育を続けていくよう導く」とあり、学院の「五つの心 」は「いきる心」を教えます。

  • 「祈る心」
    祈りを通して内面からの人間形成
  • 「学ぶ心」
    真の学力と適切な判断力
  • 「奉仕する心」
    進んで社会に奉仕する
  • 「和する心」
    仲良く生きる
  • 「賛美する心」
    何事にも感謝の気持ちを持ち周囲に喜びを

お預かりした生徒の皆さんの素敵な才能を、大切にじっくり伸ばし、国際社会に貢献する明朗で健康な人財を輩出します。
「分かる授業・楽しい授業」の取り組みにより、進路実績の向上を責務として、全教職員が一丸となって、共学化から学力強化の「第二の教育改革」を推進します。

私は、すべては「学ぶ」にあると考えます。「学ぶ」の語源は「マネブ」。「マネブ」は「まねる」(マネをするの意味)。「マネをする」ためには、謙虚で素直な心でなければ、なかなか学べず身につかないものです。
信愛の生徒は、礼儀正しく穏やかで真面目で素直と、ご評価をいただいています。この輝く生徒の皆さんを、教えるプロ意識に徹して、寄り添う教育から自学へ、成果も少しずつ見えつつある今、より伸ばすことを楽しみに温かくしっかり育てます。

「聖書」ヨハネ13章34節には、
「互いに愛し合いなさい。わたしが、あなた方を愛したように、あなた方も、互いに愛し合いなさい。」 と悟します。

あなたが、新たな「信愛」の歴史を創る熱い思いで、本校で学びましょう。

大阪信愛学院中学校
校長
南 登章生

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