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東北被災地ボランティアを通して学んだこと

 

信愛女学院高等学校  3年7組  土倉 麻杏

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東北ボランティアで被災された方々と接して、私たちは役に立ちたくてボランティアに参加したのに、逆に元気をもらい、たくさんのことを学ばせていただきました。被災された方々は皆、心に大きな傷を負っているのに前向きで、私たちに笑顔で話しかけてくださいました。私は人の強さを感じました。また、被災された方々は、津波であのような被害に遭われたのに「海は嫌いにはなれない。私たちは海の恩恵を受けて生きているからだ。」とおっしゃっていました。ボランティアのスタッフの方も「海という字は母という字が入っている。だから、その人たちにとって母のような存在なんだ。母に育ててもらい母を決して嫌いになることはできないんだ。」とおっしゃっていました。私はこの言葉が一番大きく心に響きました。私たちは自然によって生かされているのだと改めて気づかされました。


また、被災された方々は、いつ地震や津波を体験するかわからない私たちのことまで心配してくださいました。家族と避難場所を相談しておくこと。車は切り替えしていつでもすぐ出られるように駐車しておくことなど、自分のことだけでも大変なのに、私たちに再びあのような悲惨なことが起こらないようにと思っていただいていました。


被災地は復興したとしても、それで終わりではないと思います。被災された方々がいて私たちは津波の恐怖を 知ることができました。多くの犠牲のもとに学んだことを風化してはいけないと思ったからです。私たちのボランティア活動はまだ終わっていません。続いています。被災された方々に教わったこと、東北の現状を一人でも多くの人に伝えていくこと。、これもボランティア活動だと思います。ボランティアはその文字だけでは言い表せないくらい奥が深いのだとわかりました。これからも参加することで新しく発見できることがあると思います。高校を卒業すれば引率者なしで個人でもボランティア活動に参加できると聞いたので、来年も来ようと友達と約束しました。私たちの笑顔で被災地を明るくできれば見かけの復興だけでなく、人の心も復興できるのではないかと思っています。


このような素晴らしい経験をさせてもらい、両親、引率の先生方、スタッフの方々に感謝しています。 

 

2014.7.19~22 第4回:東北被災地ボランティア活動参加