校長メッセージ

新しい時代に向けて、新しい信愛へ。 新しい時代に向けて、
新しい信愛へ。

本学院は1877(明治10)年にフランスのショファイユから「幼きイエズス修道会」の4名のシスターが宣教のために困難を乗り越えて来日したことから始まります。当時の日本には、孤児や捨子が多かったことから孤児養育事業に取り組み、さらに女子教育の必要性から,1884年に大阪の外国人居留地に最初のフランス系ミッションスクールとして、「信愛女学校」を開校しました。その後、「大阪信愛高等女学校」などを経て、現在に至っております。

2021年度から新しく大学入学共通テストが始まり、高校では2022年度から新学習指導要領が実施され、今、中等教育が大きく変わろうとしています。さらに、地球温暖化の問題、少子高齢化の進展に加え、新型コロナウィルス感染症の世界的な蔓延等、社会は想像を超えて変化しています。変化の激しい先行き不透明な社会で、皆さんが活躍していくために、未来を見据え、新しい時代に向けて、新しい信愛へ、大きく転換することが必要であると考えました。 本校がこれまでの137年の歴史の中で脈々と引き継いできた「心を育てる教育」はしっかりと守りつつ、次の学校改革を進めてまいります。

  • 2022年度入学生から共学化します。
  • 2022年度入学生から冬の制服(正装)を変更します。
  • 高校ではコースの再編、新学習指導要領の実施に合わせた新たな探究科目の設定、進学実績の向上の取り組み などを行います。
  • 中学ではイングリッシュキャンプの実施や英検などの各種検定対策、ICTを活用した学習などの取り組みに加え、新しい時代を見据えた探究学習、次世代型キャリア教育などを進めていきます。

共学になっても、建学の精神に沿って、変えること、変えてはいけないことを賢明に見極めながら改革を進め、より充実した教育を展開し、子どもたちが大きく成長していくことに、教職員一同、全力を挙げて努めてまいります。

大阪信愛学院中学校
校長
宮本修三

PAGETOP